「くすり」を逆から読むと「リスク」になります。出回っているさまざまな薬は便利で効果もありますが、常に「リスク」を抱えていることを認識しておきたいものです。
人間の身体には本来自己免疫機能が備わっていて、体調が十分な場合には、かなりの病気から身体を守ってくれています。ところが、中高年シニアになると免疫機能自体も衰えてきて、ちょっとした体力の低下でも風邪を引いたり、消化が悪くなったりします。そんな時は、手軽なのでつい薬に頼ってしまいがちですが、できるだけ薬の力に頼らずに体調をアップさせたいですね。
風邪や下痢、胃痛などを起こしたことのある方がほとんどだと思いますがどんな時にそんな症状が身体に出てきたのでしょうか。思い出してみると、やはり体調管理が十分にできなかったり強いストレスを受けた時などにさまざまな病気を発症することがほとんどだと思います。
人間の身体は実によく出来ていて、しっかりと体調を維持していればほとんどの病気から身体を守ってくれます。ですから、薬に頼らない生活をする第一歩は、体調管理をすることから始まります。長年付き合っている自分の身体ですから、弱いところなども把握できていると思います。弱い部分に負担をかけない生活を心がけてみてください。
症状が悪化して、どうしても薬のお世話にならなくなってしまった場合には、決められた用法や量を正しく守ることが大切です。勝手に量を減らしたり増やしたり、回数を増やしたりすることは「リスク」をさらに高めてしまうことになります。
市販薬でも十分な効果のある薬もありますが、基本的には医師の診断を受けて薬を処方してもらうのが安心です。医師は個人個人の特性に合せた薬を処方してくれるだけではなく、他の薬との相性や症状の軽重を見極めて薬を出してくれます。
常用するタイプの薬としては、血圧や尿酸値をコントロールしたりする薬や睡眠導入剤などが多いと思います。血圧や尿酸値をコントロールするための薬は、たいていの場合医師が必要だと判断して処方していると思います。しっかりと、用法を守って服用していればリスクを最小限に押されられます。ただし、薬の力を過信せずに、自分自身でさらに症状の悪化を招かないように努力することが大切です。
睡眠導入剤は、男女ともに更年期前後になってくると使用する方が増えてくるようです。もちろん睡眠は大切ですから、睡眠導入剤自体が悪いわけではありません。しかし、眠ろう眠ろうとする意識が強すぎて、使用する量が増えてきてしまうようでは考えものです。眠るためには、リラックスしたり寝具を変えてみる、適度な運動をしてみるなども効果があります。
そういった薬に頼らずに眠れる方法なども合せて、できるだけ薬の力を借りずに寝らるようにすることが望ましいですね。「薬を飲まないと寝られない」というような、自己暗示にかかってしまわないように気をつけてください。
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胃腸薬や目薬、風邪薬、咳止めなど薬局では多くの市販薬を扱います。中には薬剤師さんの説明を受けなければ購入できない薬もあります
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