メール・・・この便利な通信手段は今や私たちの生活に無くてはならないものとなっています。そのツールとなる携帯電話は一般の加入電話を凌ぐ勢いで普及し、街のいたる所で画面とにらめっこをする人と遭遇しますね。気軽に文章を作り、気軽に送信し、気軽に返事を受け取る。これはこれで素晴らしいことです。
その昔、手紙や文章をしたためる事は非常に気合の入った作業とされていました。タイトルの「文房至宝」(文房四宝と書く場合も多いようです)とは書斎の中にある「筆・墨・硯・紙」を意味することで、これらを駆使し、書をしたため、これらの道具を愛でる事がステイタスとされていたのです。
メールツールの普及は確かに生活を便利にし、作業の効率化を図ってくれます。
その反面今までの日常的な「覚える・書く」という能力を退化させているのではないでしょうか? 以前は友人や会社の電話番号を覚えられたのに携帯電話を使うようになってからは覚えられなくなった・・・という事をかなりの方が体験されていると思います。
たまには手書きの手紙、書いてみませんか? シニア世代の方々なら万年筆を使われている方もいらっしゃることでしょう。
白い便せんの上にインディゴブルーの線を走らせて文章を綴る充実感は、無機質な携帯メールでは到底味わえません。
屋久杉で作られた高級万年筆です。価格は20万円(セーラー万年筆)
「書く」という行為は脳を活性化させ、それを記憶に留めることにより更に活性化を促進させる善循環を繰り返すと言われています。
「文房四宝」とまでは行かないまでも、使い慣れた筆記具で、この日のために用意された便せんに思いを込めた文字を綴って懐かしい人に手紙を書いてみませんか?
受け取った相手の最初は驚き、やがてニヤリとする顔を思い浮かべながら・・・。
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学問の神様、菅原道真公を祀る、東京・湯島にある湯島天神の「文房至宝碑」です。すぐ近くには、東大もあります。湯島天神は、受験生が合格祈願の絵馬を奉納することでも知られています。撮影に行った際にも、数多くの絵馬が境内にありました
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