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中高年向けの雑誌

 40代以上の中高年に向けた雑誌が数多く書店には並びます。どの本も大判で、文字サイズが大きく読みやすいのが特徴です。以前は中高年向けの雑誌といえば、「平綴じ」(ひらとじ)と呼ばれる背の平たい本が多かったようですが、最近では「中綴じ」と呼ばれる若い人たちの本と同じようになって来ました。
 内容もしっかりしたカルチャー的なテーマが多く、特集主義ともいえる編集スタイルが多くなっています。とくに歴史や料理、旅などが人気のようでさまざまな特集が組まれています。今回は、ひとつのテーマをじっくりと掘り下げ、読み応えのある誌面作りが好評の「一個人」(いっこじん)を紹介したいと思います。

「一個人」に注目

 書店に行った際に「あれ、おもしろそうだな」と思い手に取ったのが「一個人」でした。たまたま九州に行ったばかりで、邪馬台国や日本神話にまつわる神楽などを見てきたばかりなので「古事記入門」という特集に惹かれたわけです。
 普段はあまり雑誌などは手にしないのですが、「一個人」で驚いたのは164ページのオールカラーという贅沢な造りです。当たり前の話ですが、1色のモノクロ印刷よりカラー印刷のほうが手間がかかり、コストも高くなります。価格を考えると「お買い得感」がありました。

中高年シニア向けは文字が大きい 左側に写っているのは、普通の文庫本です。「一個人」の文字がかなり大きく、行間が広いことがわかると思います。

 小説などと異なり雑誌の場合、大きな役割を果たすのが写真です。写真のクオリティが低いと安っぽく、貧弱に見えてしまいます。
 銀塩フィルムからデジタル写真に変わり、多くの雑誌で薄っぺらでネムいような写真を見かけます。その点「一個人」は、グラビアの風景や物撮りと言われる「物」を撮った小さな写真までていねいに撮影されています。

夢枕獏さんの連載です 夢枕獏さんも連載をしています。夢枕獏さんは「餓狼伝」や「陰陽師」「キマイラ」の印象が強い方が多いと思いますが、アウトドア系の作品がおすすめです。ヒマラヤをテーマにした「神々の山嶺」や巨大なアユを追う男を描いた「鮎師」などが力作です

 特集された「古事記」に書かれている神話は、九州に多く残る神楽や神社の由来などと密接な関係を持っています。
 現地取材や執筆者、そして専門の大学の先生による内容の監修などで、ちょうど見てきた神楽や、神事と言われる古くから伝わる祭りなどの意味がより深く理解できるようになりました。
 CG(コンピュータグラフィックス)を使用して、古代を誌面に再現する手法もわかりやすく好感が持てます。CGは普通のイラストより立体感があり、リアルな感じがよく出ています。

菊地秀行さんの連載です 菊地秀行さんや田原総一朗さんなども「一個人」の連載執筆者です
【中高年向けの雑誌 Photo Guide】
中高年シニア向けの雑誌 中高年シニア向けの雑誌は、ほぼA4サイズが多くなります きれいなグラビア写真 「一個人」のグラビア見開き写真です。美しい映像です
CGでわかりやすく解説 立体感のあるCGを使い、わかりやすく解説してくれます 猪瀬東京都副知事の連載です 連載の執筆陣も強力です。猪瀬東京都副知事の連載です
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中央写真

ひとつのテーマを深く掘り下げているのが「一個人」の特徴です。「古事記」に関する学術的な資料や「日本書紀」などを駆使して、日本神話をわかりやすく解説しています。特集のトビラには、幕末から明治にかけての浮世絵師・日本画家の月岡芳年の「日本略史之内素戔鳴尊 出雲の簸川上に八頭蛇を退治し給ふ図」(島根県立古代出雲歴史博物館蔵)が使用されています。
「一個人」のwebサイトへのリンクを貼っておきます。「一個人net」

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